「マコンデ彫刻 チャヌヌオ&ダスタニ」

マコンデ美術館
2月15日終了
東アフリカの豊かな大地に育まれた精緻で力強い造形美は、タンザニアとモザンビークに暮らすマコンデ民族の伝統彫刻に受け継がれています。彼らの彫刻は、人間や精霊の姿を生き生きと造形してきました。本展では、現代マコンデ彫刻を代表する二人の巨匠、チャヌヌオ・マンドゥ(1930s–1994)とダスタニ・シモニ(1935–2005)の作品を紹介します。

チャヌヌオは、緻密で洗練された彫りにより、シェタニ像(サタニに語源を持つ、マコンデに伝わる想像上の霊的存在)や半抽象的な人物像を創造しました。驚くべき独創性と流れるような曲線美は、彼の卓越した感性と素材を巧みに操る技術により生み出されました。

一方、ダスタニは、ジャコメッティの影響を強く受けるとともに伝統的なマコンデのスタイルと融合して、流れるような独創的なフォルムと、大胆に半抽象化したシェタニ像で独自のスタイルを確立しました。彼はマコンデ彫刻の革新者として国際的に高い評価を得ています。

独創的な個性を持つ二人のアーティストの卓越した技術によって生み出された彫刻作品は、生命のエネルギーに満ち溢れています。この貴重な機会に、ダスタニとチャヌヌオという二つの才能が織りなす芸術の世界を、どうぞご堪能ください。

スケジュール

開催中

2025年11月15日(土)〜2026年2月15日(日)あと60日

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌平日休館
2月・6月・10月の第3月曜日~金曜日は休館
入場料一般 1000円、高校生 800円、中学生・小学生 600円、未就学児 無料
会場マコンデ美術館
https://museum.makonde.jp/
住所〒519-0601 三重県伊勢市二見町松下1799-4
アクセスJR参宮線・近鉄線鳥羽駅より三重交通バス「池の浦」下車徒歩5分
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