文化フォーラム春日井展示会「Journey」シリーズは、昨年末から今年2月にかけて開催された韓国・ソウルでの個展から始まりました。そして東京・銀座蔦屋書店での展示を経て、このたび文化フォーラム春日井にて新作によって再構成された「Journey」を開催します。
前田豆コが描くふくよかなピンクの像には、名前・年齢・性別といった属性がなく、あらゆる区別から解放された存在として描かれています。私たちが当然のように信じている区別や境界は、本当にそこにあるものなのかーその問いを起点に、本作に登場する像は、そうした枠の”外側”に触れるための存在として立ち現れます。
本展のタイトル「Journey」には、このピンクの像とともに、鑑賞者自身が固定された見方や枠組みを手放し、より解放的な感覚へとひらかれていくーそんな旅への誘いが込められています。また、前回の東京での発表以降、作家はマレーシア、シンガポール、香港とアジア各地を巡り、壁画制作などの活動を行ってきました。本展では、その旅の中で得た新たな視点が反映され、「Journey」はこれまでとは異なる広がりを見せます。
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