「The Dialogue about the Act of Seeing: Fragments of Fleeting Time and Light(うつろう時間と光の断片 ——視覚についてダイアログ)」と題された本企画は、写真と視覚の関係性から、「視る」という行為について問う滞在制作および展示です。 フォトグラフィーは、歴史的にもカメラの構造一つをとっても「視る」という行為と縁が深いメディウムです。物理的および視覚的に知覚するという「視る(みる)」という行為だけでなく、置かれた立場から現代社会を捉えることを含めた広い意味での「みる」という行為について再考します。本展では「視る」という行為について考えるきっかけとなったシリーズをはじめ、周囲の環境に影響を受けて波打つような柔らかい布にイメージをプリントし、はかなく漂いうつろう時間や光の断片を表現する視覚作品などを通じて「視る」行為について再考する新作を公開します。 会期は前後期に分かれており、前期の2025年2月1日から8日は作家が滞在制作と展示を行います。後期の2月9日から16日までは前期期間中の来場者とのダイアログを元に発展した形を展示します。
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