大型アート作品は、広い制作場所の確保が難しく、作品の規模を縮小せざるを得ない、また会期終了後の保管場所の確保が難しいため、作品の解体や廃棄を余儀なくされるといった、アーティストが直面する課題があります。当財団は、その状況に一石を投じるべく、2012年より工場・倉庫跡を大型アート作品の収蔵庫として活用するプロジェクトMASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)を始動。2014年にMASKを開館しました。開館から10年、現在では7名のアーティストの大型作品を無償で保管し、収蔵作品の一般公開「Open Storage」を毎年行っています。
本年は、10日間に会期を拡大して収蔵作品の一般公開を行うとともに、11月2日(土)に「10th Anniversary Special Program」と題した10周年記念イベントを開催します。 10周年記念イベントは、MASKの収蔵作家が一堂に会し、今後の作品制作やコラボレーションの可能性について語るアーティストトークと、10周年を祝うスペシャルパフォーマンスの2部制で実施します。
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