滋賀県立美術館このたび、滋賀県立美術館と滋賀県立琵琶湖文化館は、滋賀県で開催される第79回国民スポーツ大会、第24回全国障害者スポーツ大会の開催を記念して、両館の日本美術・郷土美術コレクションのなかから選りすぐった名品をご紹介する「滋賀県立美術館 滋賀県立琵琶湖文化館 名品選」を開催いたします。
1984(昭和59)年8月、大津市瀬田に開館した滋賀県立近代美術館は、①日本美術院を中心とした近代日本画、②滋賀県ゆかりの美術・工芸等、③戦後アメリカと日本の現代美術、という3つの収集方針のもと活動を続けてきました。その後さらに④アール・ブリュット、⑤芸術文化の多様性を確認できるような作品を収集方針として追加し、2021(令和3)年6月、滋賀県立美術館として再スタートを切りました。中世、近世、近代の日本美術から日本と海外の現代美術、アール・ブリュットまで、幅広い分野の作品を収蔵しています。
滋賀県立産業文化館を前身とする滋賀県立琵琶湖文化館は1961(昭和36)年3月、大津市上平蔵町(現在の打出浜)に美術館・博物館・水族館・文化財受託庫・展望閣を備えた総合博物館として開館しました。その後、主な考古資料は滋賀県立安土城考古博物館に、水族部門は滋賀県立琵琶湖博物館に、そして近代を中心とした絵画工芸作品は滋賀県立近代美術館に引き継がれ、現在は滋賀の歴史と伝統が育んできた古美術作品や地域の寺社などで大切に守り伝えられてきた彫刻、絵画、書跡などが収蔵されています。2008(平成20)年4月から長期休館に入り、その間館外での展示や講座などを中心に活動を継続してきましたが、2027(令和9)年12月、いよいよ新しい滋賀県立琵琶湖文化館が大津市浜大津にオープンする予定です。
それぞれの成り立ちや収蔵作品は異なりますが、滋賀の地から広く芸術文化を発信し、多くの方に親しんでいただけるよう活動を続けてきた歩みは同じです。両館の「とっておき」がひとつの展示室に集結する展覧会をどうぞゆっくりとお楽しみください。
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