「ルーヴル美術館展 ルネサンス」

国立新美術館
9月9日開始
2026年9月より、東京・六本木の国立新美術館にて「ルーヴル美術館展 ルネサンス」を開催いたします。同館のコレクションによる展覧会は、2023年に国立新美術館と京都市京セラ美術館で開催され、約73万人を動員した「ルーヴル美術館展 愛を描く」から3年ぶりとなります。

本展覧会では、イタリアで花開き、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパ各地で隆盛したルネサンス美術の本質的な特徴のいくつかを、選び抜かれた50点余りの作品を通して浮かび上がらせることを試みます。出品作の多くは15世紀末から16世紀後半(1575年頃まで)に制作されたもので、ルネサンス様式の誕生そのものよりも、それが広まった時代に焦点を当てています。

ルネサンスは「再生」を意味します。この時代、ヨーロッパの人々は、キリスト教が広まる以前の人間の主体性を重んじた古代ギリシャ・ローマ文化に、よみがえらせるべき理想を見いだしました。画家や彫刻家たちは、古代の美術を手本として学びながら、人間とそのまわりの空間・自然をありありと再現的に表現することを目指すようになります。人物の表情や動作の描写を通して内面の個性を表現すること、それがルネサンスの芸術家たちにとって最も重要な課題の一つになりました。なかでもレオナルド・ダ・ヴィンチは、人間の複雑な感情の描出を終生追求した人といえます。本展は、このルネサンス最大の巨匠の類まれな人物表現の魅力を堪能するとともに、ルネサンス美術の本質に触れる、貴重な機会となるでしょう。 

スケジュール

2026年9月9日(水)〜2026年12月13日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
年末年始休館
入場料未定
展覧会URLhttps://www.ntv.co.jp/louvre2026/
会場国立新美術館
http://www.nact.jp
住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
アクセス東京メトロ千代田線乃木坂駅6番出口より直結、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩4分
電話番号03-5777-8600
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