下北線路街 空き地アーティスト
ルーク・ジェラム、金氏徹平、松田将英、岸裕真+竹森達也、河野未彩、daisydoze
かつてシモキタには、地上を走る鉄道が街を隔て、人の流れだけでなく、文化の行き来にも見えない境界を生んでいた時代がありました。線路が地下に潜り、“開かずの踏切”が解消されることで、シモキタの回遊性は大きく向上しました。
街が物理的につながった今、私たちが次に目指したいのは、人と人、人と街、そして異なる文化のあいだにある境界までも、ゆるやかに越えていくような風景です。演劇、音楽、映画、本、古着、そして個性豊かな飲食店や物販店。シモキタは、さまざまな文化が折り重なり、この街ならではの空気をつくってきました。それらがジャンルや立場を越えて出会い、混ざり合い、新しい表現や関係性が生まれていく。そんな瞬間を、このシモキタの街全体で実現したい。
『ムーンアートナイト下北沢』は、新しくつながったこの街から、“境界線のない風景”を描いていくアートフェスティバルとしてスタートしました。『ムーンアートナイト下北沢』の象徴ともいえる、巨大な月。月をイメージすると、宇宙やSFを思い浮かべる人もいれば、お月見/うさぎや「月見○○」といった食べ物を連想する人もいます。
月は誰にとっても普遍的な存在でありながら、捉え方や感じ方を一つに決めつけない“自由で懐の深い存在”です。それはどこかシモキタという街にも重なります。さまざまなカルチャーや価値観が混ざり合いながら、ひとつの正解に集約されることなく、それぞれの個性がそのまま受け入れられている。月は、そんなシモキタの空気を象徴する存在でもあります。ムーンアートナイト下北沢では、シンボル的作品の「月」のアートに加え、普段立ち入れない場所やあまり意識しない駐車場、空き地など屋外のスペースが展示会場となってシモキタの街を彩ります。
さらにこの期間でしか味わえない限定グルメやイベント、体験など…街の魅力がまるっと味わえる、新感覚のアートフェスをお楽しみください。
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