終了した展覧会・イベントです

Moon Q 「ぴいちくぱあちく」

Moon Gallery & Studio
終了しました

アーティスト

Moon Q
Moon Q(本名:裘夢雲)は、中国杭州市出身のサイエンスイラストレーター、芸術学博士。日本大学研究員、手作り科学館Exedra契約イラストレーター・デザイナー、自然体験活動指導者(NEAL Leader)としても活動しています。

2015年より、中国の野生鳥類図鑑や自然博物館・自然保護区の解説図など、数多くのサイエンスイラストプロジェクトに参加しています。代表作「ヤンバルクイナの生態」シリーズは二度の国際コンペで最高賞を受賞し、2025年にはJIA日本イラストレーション大賞の審査員も務めています。2022年に日本大学大学院芸術学研究科修士課程を修了し、2025年には同研究科にて博士号を取得し、研究成果「ナチュラルサイエンスイラストレーションver0.0.1」を公開しました。

Moon Qは、サイエンスイラストレーターとしての道を歩み始めてから10年:2015年9月1日に『中国鳥類観察ハンドブック』のイラストレーターとして活動をスタートさせて以来、中国での仕事、国営企業の退職、日本への留学、そして博士号取得まで、数えきれない経験を重ねてきました。一見順調に見えるこの10年の裏には、創作の孤独や試行錯誤もありました。

ナチュラルサイエンスイラストレーション(Natural Science Illustration)とは、科学的な情報を伝える視覚的な手段(特にイラスト・絵画)です。サイエンスイラストは「美しく」あるだけでなく、正確でなければなりません。描かれる動植物、化石、地形、その他の自然現象は、すべて科学的事実に基づく必要があります。博物館の展示、科学普及書、野外調査報告、種の図鑑など、さまざまな場面で活用されています。目の前にあるものだけを描くのではなく、化石や標本、文献、写真、口述資料などをもとに、目には見えない自然の姿――たとえば古生物や絶滅危惧種の生態環境――を再現することもあります。

次の道へ進むため、そして原点を見つめ直すために開催している初の個展「ぴいちくぱあちく」では、これまで関わったサイエンスイラストのプロジェクトや代表作を展示します。本展は、この10年間の集大成が来場者を迎えます。

スケジュール

2025年8月27日(水)〜2025年8月31日(日)

開館情報

時間
13:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
月曜日、火曜日
入場料無料
会場Moon Gallery & Studio
https://www.moon-gallery-studio.com/
住所〒110-0014 東京都台東区北上野2-3-13 上野ダイカンプラザ 1F
アクセス東京メトロ銀座線稲荷町駅より徒歩8分、東京メトロ日比谷線入谷駅1番出口より徒歩8分、JR上野駅入谷口より徒歩9分
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません