愛知県美術館2026年4⽉から、愛知県美術館と愛知県陶磁美術館は「地⽅独⽴⾏政法⼈愛知県美術館機構」による運営となりました。これを記念して、ジャンルの異なる両館のコレクションを取り合わせた特集展⽰を⾏います。⼆館が共に歩み出すにあたり、異なる⽂化との出会いをテーマに、物や情報が地域や時代を越えて⾏き交うさまをご紹介します。
特集前半では、ヨーロッパから⾒た東アジアや古代の姿をご紹介します。16世紀以降、ヨーロッパ諸国が中国や⽇本から買い付けた陶磁器は、シノワズリ(中国趣味)やジャポニスム(⽇本趣味)といったブームのきっかけを作りました。実際に訪れるのが難しい異国の地は、当時のヨーロッパにどのような刺激を与えたのでしょうか?また、同じく旅することができない古代の世界の姿が、18世紀半ばからの各地での遺跡発掘などを通じて⾒えてきたとき、⼈々はそれをどのように捉えたのでしょうか?
特集後半では、朝鮮半島や中国をめぐる物や情報の往来を辿ります。古くから、⽇本にとって物や情報の多くは、⼤陸からもたらされるものでした。明治時代以降、⽇本がその⼤陸に領⼟を広げていく中で、多くの歴史家や美術家たちもまた、⾃分たちの⽂化的ルーツを辿ろうと、⼤陸各地の遺跡に⾜を運ぶようになります。アジア・太平洋戦争の最中、そして戦後の国交回復に⾄るまで、⽇本は⼤陸の⽂化をどのように⾒つめてきたのかをご紹介します。
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