終了した展覧会・イベントです
[画像: 田中武《斉唱~神7の唄~》2017年、作家蔵]

「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」

平塚市美術館
終了しました

アーティスト

石田徹也、大木雄二、佐藤忠、重野克明、村上早、谷原菜摘子、山本雄教、石川美奈子、五島三子男、田中武、松本亮平、養田純奈、米山幸助
バブル崩壊、新型コロナウィルス感染症、さらに戦争という厳しい社会状況のなかで、美術には何ができ、我々に何をもたらしてくれるでしょうか。我々と同時代に生きる多くの現代作家が、様々な立場で社会と向き合い制作してきました。ある作家は自らの心のうちを見つめ、またある作家は我々の置かれたゴミ問題や温暖化などといった現代特有の諸問題に目をむけて描いています。
近年、社会を批判しタブーに対して異議を唱える作品が論議を呼ぶ一方で、わたしたちと同じ立ち位置で生活し、悩み、逡巡しながら制作する作家の作品は、我々が社会でふと感じる生きづらさや違和感を提示して見せてくれ、密接に寄り添い共感を呼ぶものであるはずです。
そこで本展では、こうした厳しい社会のなかで自らを見つめ、また、社会の諸問題に向き合って制作する現代作家を紹介し、そこに時代的な共通性を探るとともに、根源的に人間の営みと直結してきたはずの美術の役割を思い返し、復権させる一助としたいと考えます。
作品はその時代の鏡であり、我々を映すものでもあります。作品をみることで自らや社会を見つめ直し、共感したり心をざわつかせることは、必ず今を生きる糧となり将来へとつづく道を照らしてくれるはずです。
本展出品作家としては、自らを見つめ困難な時代を生きる我々や作家自身を表現した石田徹也、大木雄二、佐藤忠、重野克明、村上早、谷原菜摘子、山本雄教、環境やごみ問題、エコロジー、原発ほか我々を取り巻く諸問題を扱った石川美奈子、五島三子男、田中武、松本亮平、養田純奈、米山幸助です。

[関連イベント]
1. 担当学芸員によるギャラリートーク
日時: 10月15日・11月19日 各日14時~14時40分
場所: 展示室1
2. 出品作家による公開制作(山本雄教氏)
日時: 8月30日~9月7日、9月11日~15日(仮)
場所: アトリエA
※イベント詳細は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年10月1日(土)〜2022年11月27日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
10月10日は開館
10月11日は休館
入場料一般 900円、大学生・高校生 500円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00295.html
会場平塚市美術館
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
住所〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
アクセスJR東海道線平塚駅北口より徒歩約20分、JR平塚駅北口より神奈川中央交通バス「美術館入り口」下車、小田急小田原線伊勢柄駅南口より神奈川中央交通バス「美術館入り口」下車
電話番号0463-35-2111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません