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[画像: 堀江尚志《首》1933年]

「コレクション展 第3期 特集:堀江尚志」

岩手県立美術館
終了しました

アーティスト

堀江尚志
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。

今期の展示では、大正後期から昭和初期にかけて活躍した盛岡市出身の彫刻家、堀江尚志(ほりえ・なおし)(1897-1935)を特集します。写実を土台に、無駄な要素をそぎ落とした造形で、「端正で内省的」と評される独自の世界を築いた堀江。38歳で早世し、遺された作品は少ないものの、静かなまなざしで対象の本質に迫るその表現は、次世代の彫刻家たちに大きな影響を与えています。今回は、16点の彫刻を関連資料とともに展示し、制作の変遷をたどりながら、作品の魅力を探ります。また、堀江と親しい交流のあった3代高橋萬治(たかはし・まんじ)や吉川保正(きっかわ・やすまさ)、堀江の作品に学んだ後進の舟越保武や照井榮(てるい・さかえ)らの作品も併せてご紹介します。

そのほか常設展示室では、東北を拠点に精力的な活動を展開している本田健(ほんだ・たけし)、長谷川誠(はせがわ・まこと)、宇田義久(うだ・よしひさ)、細川憲一(ほそかわ・けんいち)の大作や、さまざまな画家たちによる岩手の風景画を中心に展示しています。美術館ニュース『アプリーレ』第42号の特集記事「館長とめぐる 画家たちの描いた風景 もりおかアートマップ―絵画編―」で紹介している、盛岡の街をモチーフとした作品も多数ご覧いただけます。ぜひ『アプリーレ』の解説とともにお楽しみください。

前期: 10月22日(土)〜12月4日(日)
後期: 12月6日(火)〜1月22日(日)

[関連イベント]
1. コレクショントーク
日時: 毎月第2・第4土曜日 11:30〜(15分程度)
2. 講演会「今まさに生きているということ ―彫刻家堀江尚志の遺した意志をふりかえる―」
日時:2022年11月5日(土) 14:00-15:30
講師:江村忠彦氏[彫刻家、多摩美術大学大学院美術研究科助教]
場所:ホール
定員:100名(参加無料、先着順)

スケジュール

2022年10月22日(土)〜2023年1月22日(日)

開館情報

時間
9:3018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 410円、大学生 310円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.ima.or.jp/exhibition/collection/2022_3rd.html#leaf2
会場岩手県立美術館
http://www.ima.or.jp/
住所〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
アクセスJR東北本線・山田線・田沢湖線盛岡駅西口より徒歩20分、JR盛岡駅東口より岩手県交通盛南ループ200バス「県立美術館前」下車
電話番号019-658-1711
関連画像

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