半井桃水館アーティスト
イ・ソンヒ、木村桃子、黒田大スケ、坂本森海、津川奈菜、野村由香、西松秀祐、ペク・ソンオク、山本糾 他
九州と朝鮮半島の間に位置する対馬は、古来より人や物をつなぐ交通の要所として栄えてきました。その豊かな自然と独特の文化や習俗は、多くの文化人の注目を集め、例えば、宮本常一「忘れられた日本人」のように、ルポルタージュや小説などの舞台としても知られています。近年は、国境の島として、あるいはゲームの舞台として注目を集める一方で、過疎化と高齢化、教育格差や、さらには核ゴミの処分地の候補に挙げられるなど、現代日本の抱える諸問題にさらされている場所でもあります。
本展は、対馬に国内外のアーティストが約1ヶ月滞在し、対馬の人々と交流し、歴史や豊かな自然や独特の文化を手がかりに制作した作品を公開します。本展のねらいは、辺境に輝く忘れられた光を集めることであり、それによって現代社会を照らしだすことです。その光とはアーティスト自身自身でもあり、対馬でしか観られない展覧会となるように取り組んでいます。会場では今後目覚ましい活躍が期待されるアーティストによる実験的で意欲的な作品の数々がご覧いただけます。
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