終了した展覧会・イベントです
concept image for the exhibition, HOME © 鯰 [Namazu], courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

鯰 「HOME」

KANA KAWANISHI GALLERY
終了しました

アーティスト

鯰(なまず)は、2018年に結成された表良樹、藤村祥馬、森山泰地によるチームです。個々にアーティストとしても活動する3人は、茨城県取手市に活動拠点を置き、日常的な飲み会を軸としながら、制作や生活の中で感じる「日常」を起点に、パフォーマンスやインタラクティブな要素を取り入れながら活動をしてきました。例えば個展『リアルライフ・エスケープ・ルーム』では、ホワイトキューブのギャラリー空間内に2階建の脱出ゲームを出現させ、作品鑑賞と謎解きが重ね合わさった空間内に「みる、みられる」の関係性のねじれを引き起こし、大きな話題を集めました。

多くのアートコレクティブでは各メンバーの役割等が定められていますが、鯰はそういった社会構造を構築していません。制作を通して起こるコミュニケーションのズレや、時におこる衝突をあえて作品の中に取り入れる事によって、作家と鑑賞者の関係性を問い直す試みも行います。

5年振りの個展である本展覧会では、オーストラリアで撮影されたドキュメンタリーロードムービー「世界の中心でたこ焼きを焼く」や、藤村と森山の地元である西東京市と表の地元である高槻市を巡る地元シリーズなど、新作の映像作品を中心に発表します。今回の制作にあたり、鯰の3人はオーストラリア大陸に赴き、世界で2番目に大きな一枚岩、ウルル(エアーズロック)を訪れました。ウルルは先住民の聖地とされており、1980年代にオーストラリア政府から本来の所有者であったアナング(当地域の先住民)に所有権が戻された土地でもあります。世界中のいたるところで戦争や侵略が起き、あらゆる分断や対立が強まっていくなか、3人がそれぞれに感じた「HOME」とはなんなのでしょうか。

アーティストのリアリティを生活をもひっくるめて体現化させてきた稀有な存在である鯰の、5年振りの個展に是非ともご期待ください。

スケジュール

2025年8月2日(土)〜2025年9月13日(土)

開館情報

時間
13:0018:00
休館日
月曜日、火曜日、日曜日、祝日
夏期休廊​(8月13日〜16日)
9月3日〜6日は休廊​

オープニングパーティー 2025年8月2日(土) 17:00 から 18:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://www.kanakawanishi.com/exhibition-056-namazu-home
会場KANA KAWANISHI GALLERY
http://www.kanakawanishi.com/
住所〒135-0021 東京都江東区白河4-7-6 白河和楽ビル 1F
アクセス東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営新宿線菊川駅A4出口より徒歩9分、都営大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩14分
電話番号03-5843-9128
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません