「南部鉄器展 -暮らしの中の鉄器たち-」

もりおか歴史文化館
1月10日開始
岩手県を代表する工芸品であり、現在では国内外から注目されている「南部鉄器」。

南部鉄器は盛岡市と奥州市水沢区で作られている鉄器の総称ですが、旧盛岡藩である盛岡と旧仙台藩である水沢とでは、それぞれ異なる歴史を持ち、現在まで受け継がれています。

ここ盛岡では藩内で鉄器づくりに必要な鉄や砂、木炭などを得られる好環境と、藩主である南部家の奨励のもと江戸時代に発展を遂げていきました。お抱えの釜師や鋳物師たちは、互いに技術を研鑽しあいながら数多くの鉄器を作り、時の藩主は「在所細工(※盛岡藩の職人が作った品という意)」の茶釜や鉄瓶を幕閣や他の大名に贈っていた記録が残されています。

江戸時代が終わり藩の庇護を失った職人たちは大きな転換期を迎えますが、明治・大正・昭和・平成、そして令和と幾多の盛衰を繰り返しながら、今もなお伝統の技術を受け継ぐ職人たちが南部鉄器を作り続けています。

本展では現役の南部鉄器職人たちが2025年度までに制作した作品を中心にご覧いただきます。その時代、暮らしにあった姿形を模索し、常に進化を続ける職人たちが形作った鉄の姿、そこに込められた思いを感じていただければ幸いです。

会場: 2階企画展示室

[関連イベント]
1. ギャラリートーク(出品者による展示作品解説)
日時: 1月11日 13:30~14:30
会場: 2階企画展示室
2. 南部鉄瓶のお湯試飲会
日時: 1月11日、1月17日、1月24日 10:00~12:00/13:00~15:00
※1月11日の午後の部は14:30から会場/1階祭り企画展示室

スケジュール

2026年1月10日(土)〜2026年1月31日(土)

開館情報

時間
9:0018:00
休館日
1月20日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.morireki.jp/special_plan/5756/
会場もりおか歴史文化館
https://www.morireki.jp/
住所〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1-50
アクセスJR盛岡駅東口より徒歩20分、JR盛岡駅東口より盛岡都心循環バス(左回り)「県庁市役所前」下車徒歩4分、JR盛岡駅東口より岩手県北バス(「盛岡バスセンター」行き)「県庁・市役所前」下車徒歩4分
電話番号019-681-2100
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