gallery metaboこの度、2023年9月29日(金)から10月8日(日)まで、加藤菜々子と峰松沙矢による二人展「tiny moon, tiny sea」をgallery metaboにて開催致します。
加藤はイメージの再現性に対する疑問から、写真や映像、インスタレーションによってイメージ自体が持つと錯覚される完全性を遠ざけ自身に近づけようとする制作に取り組み、本展示ではテキストから自動画像生成された画像から、30枚のサイアノタイプで現像されたシリーズを発表します。
峰松は他者と目を合わせることの相互関係から生まれる両者のずれに関心を持ち、個を微弱なイメージで捉え、絵画やインスタレーションから自己の地点を保つ要因を探る制作に取り組み、本展示では2つの画面から見える痕跡や自身のイメージを重ねた絵画やドローイングを発表します。
両者は写真と絵画といった異なるメディアを扱いながらも、共通して固有のイメージは他者との関係によって常に流動的に変化するものであると捉えています。
加藤のサイアノタイプのシリーズは、同一のイメージでありながらも、日光のもとで日々変化する紫外線から現像され、峰松は目に焼き付いた人の目といったイメージや、影、シミといった画面に実在する痕跡を追っています。
展示タイトルである”tiny moon, tiny sea”は、光に照らされ目で見えていながらも、遠く掴むことのできないイメージの距離を、両者の位置から観測しているものとしてつくられた言葉です。
光を受けた影響によって起きるイメージの微細な変化から自己と対象との間を介在する光の観測を試みます。
まだコメントはありません