奈義町現代美術館奈義町現代美術館は企画展『三橋直人写真展 神の住む山 大台ヶ原』を開催します。三橋直人は2020年に吉野熊野国立公園大台ヶ原山に出会って以来その存在感に魅了され、当時住んでいた大阪から奈良へ移住し、大台ヶ原を撮り続けている写真家です。大台ヶ原に出会って以降、入山シーズン(4月下旬から11月末まで)になると週1回以上は入山し、現在までに大台ヶ原の様々な表情を10万枚程度撮影しています。
三橋は山に入り、山で時間を過ごし、カメラを通して大台ヶ原を見つめることで、「美しい」以上の複雑な表情が入り組んで存在していることに気づきます。美しいと思った次の瞬間には厳しい風や寒さを感じるなど、三橋がこれまで信じてきた常識を、大台ヶ原は軽々と覆していきます。様々な表情を持つ大台ヶ原を撮るためには、その状況の中に三橋が「存在している」ということが前提になります。大台ヶ原と向き合い、「撮る」という行為は、自身が抱える孤独ともつながっているのかもしれないと、近年ではそのようにも感じるようになりました。本展は、三橋が大台ヶ原にここまで惹かれる理由を知る軌跡のような写真展でもあります。大台ヶ原が見せるその自然の表情は、鑑賞者にとっても感情を写す鏡のように見える瞬間があるかもしれません。ぜひお楽しみください。
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アーティストトーク
日時: 2026年5月16日14:30〜
登壇者: 三橋直人
会場: 喫茶室
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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