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「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」

日本科学未来館
終了しました
本展は、“HistoPad(ヒストパッド)”と呼ばれる専用端末を使って世界遺産ノートルダム大聖堂の創建時から現代までをタイムトラベルする、まったく新しいカタチの「体験型展覧会」です。
会場を歩き回りながら、ノートルダム大聖堂の建設時の様子や、匠の技、修復作業の様子を体験型コンテンツを通じて学ぶことができます。端末の操作はとても簡単で、まるで大聖堂の中にいるかのような没入感を味わいながら歴史の旅を楽しんでいただきます。

ノートルダム大聖堂はゴシック建築の代表作として名高い世界遺産であり、シテ島に今から800年前に建築され、NOTRE-DAME(= Our Lady =聖母マリア)を祀るパリのシンボルとしてパリ市民のみならず世界中の人達から愛されてきましたが、2019年4月15日に発生した火災によって大きな被害を受けてしまいました。その復興に向けて各界の専門家が集結し、ドローンやCG分析などの最新IT技術と、熟練工の磨き抜かれた建築・美術品修復の技によって5年の歳月をかけた修復作業が今も続いています。

長い歴史に育まれた世界遺産の過去と、最新技術によって大聖堂が再び光を取り戻していく様子などの体験型コンテンツを通じて、文化財保護の尊さを身近に感じてもらうことを目的に世界14都市で巡回展が開催されてきました。そしてノートルダム大聖堂がいよいよ修復完了を迎える2024年12月を前に、巡回展は満を持して東京で開幕します。

スケジュール

2024年11月6日(水)〜2025年2月24日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
12月28日~1月1日は休館
2月11日は開館
入場料一般(19歳以上) 1800円、18歳以上(中学生以上) 800円、小学生 500円、未就学児・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://notredame-ar.jp/
会場日本科学未来館
https://www.miraikan.jst.go.jp/
住所〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6
アクセスゆりかもめテレコムセンター駅北口より徒歩約4分、ゆりかもめ東京国際クルーズターミナル駅より徒歩5分、りんかい線東京テレポート駅より徒歩約15分
電話番号03-3570-9151
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Ark

パリ・ノートルダム大聖堂 象徴的な建物として、いかに高く そして、電気のない時代に、いかに光を取り込むか 壮大なチャレンジの末にできたゴシック建築の名作 東京お台場の日本科学未来館で開催中の 特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」では 大聖堂の内装を模った空間の中で 創建時から、2019年の火災からの復興まで約850年を 歴史、美術史、建築史など様々な観点で巡ることができます。 専用タブレット端末HistoPadを使うのが特徴です。 会場内にはタイムポータル(時空の扉)があり HistoPadをかざすことで時空の旅へ出発します。 操作は直感的です。 ポイントをタップすると、文章や動画など詳細が表示されます。 バラ窓の愛称で親しまれいるステンドグラスは タップするごとにさらに詳しい情報が表示され、意匠の詳細も紹介しています。 これは実際の大聖堂の訪問では、なかなか観ることができない部分です。 次々と新しいものが創作される現代において 歳月を重ねてきたものは、一見すると縁遠く感じるかもしれません。 過去・現在・未来が切り離せないことを考えると 築いてきた技を知り、現代技術と掛け合わせながら受け継ぐことの意義がみえてきます。