アンフォルメル中川村美術館アーティスト
丸山晋一、持田敦子、中谷聡、北澤一伯、塚田裕、眞板雅文、宮坂了作
30年前に開館したアンフォルメル中川村美術館は、南信州の山、川、谷を展望する尾根の上にスペクタルに展開する異形の建築として知られています。第二次大戦後フランスに勃興したアンフォルメルの美術に共鳴した実業家で画家、詩人でもあった鈴木崧(すずき・たかし)が、異色の建築家・毛綱毅曠(もづな・きこう)に依頼して建設したものです。以来、異彩を放つ建物とともに、県内でも数少ない現代美術館として中川村の人々が守り続けてきました。
古来の伝説や神話、風水や宇宙に惹かれた毛綱毅曠は、各地の寺社建築に隠された意味を読み解き、著書『神聖空間縁起』で紹介しています。忘れ去られた知恵を建築に吹き込み、21世紀の共生の術としての再生を言明しました。
今回、7人の現代美術家がこの地のこの美術館の場所で発表する意欲的な表現は、バブリーな時代を経て久しい「ポストコロナ」の今日、私たちが生きている空間を再び感じ取る縁(よすが)となるものです。
予測し得ない時代を迎え、今後のパースペクティブとして、今展が新たな「空間縁起」となるよう願う次第です。
[スケジュール]
丸山晋一展・持田敦子展: 7月27日 (木) −8月21日(月)
中谷聡展: 8月26日(土)−9月18日(月・祝)
北澤一伯展: 9月28日(木)−10月22日(日)
塚田裕展・眞板雅文展: 11月9日(木)−11月30日(木)
宮坂了作パフォーマンス: 10月22日(日)13:30〜
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