[画像: アグネス・ディーンズ 《小麦畑̶対立:バッテリー・パーク埋立地(マンハッタン、ダウンタウン)―小麦畑に立つアグネス・ディーンズとともに》 1982年 Courtesy: Leslie Tonkonow Artworks + Projects(ニューヨーク) 撮影:John McGrail]

「私たちのエコロジー」

森美術館
10月18日開始

アーティスト

アグネス・ディーンズ
産業革命以降人類が地球に与えた影響は、それ以前の数万年単位の地質学的変化に匹敵すると言われています。環境危機は喫緊の問題であり、現在、国際的なアートシーンにおいても重要なテーマとして多くの展覧会が開催されています。
今日の環境危機を引き起こした人間中心主義を脱し、私たち人間と他のすべての存在との新たな関係性を構築する、持続可能な未来の可能性は残されているのでしょうか。本展では「エコロジー」を調和や循環として広く捉え、人間同士のコミュニティ、人間をも含む生態系、人間が認知できない世界の在り様も包含する新しい「循環」の在り方について考えます。タイトルの「私たちのエコロジー」は、私たちとは誰か、地球環境が誰のものなのか、という問いも投げかけています。
展示では、歴史的な作品から本展のための新作まで多様な作品を紹介します。例えば、地球温暖化と経済格差への抗議として、アグネス・ディーンズが資本主義を象徴するニューヨークのマンハッタンに小麦畑を出現させた1982年の作品は、今日の世界を見つめ直す機会を提供してくれます。また、高度経済成長の裏で環境汚染が問題となった1950~70年代の日本で制作・発表されたアートを再検証し、現在の環境問題を日本という立ち位置からも見つめ直します。さらに、森美術館をひとつの環境と捉え、可能な限り輸送を減らし、資源を再生利用するなど、エコロジカルな展覧会制作を試みます。
本展は、現代アートとアーティストたちがどのように環境問題に関わってきたか、関わることができるのかを考察しながら、地球全体の持続可能な未来の残された可能性を探求しようとするものです。

スケジュール

2023年10月18日(水)~2024年3月31日(日)

開館情報

時間
10:0022:00
火曜日は17:00まで
入場料
展覧会URLhttps://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/eco/
会場森美術館
https://www.mori.art.museum/
住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
アクセス東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)、都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩6分、JR渋谷駅より都営バス「六本木ヒルズ」下車すぐ
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)