「画家たちのパリ、フランス ‐ひらくまなざし‐」

​サイトウミュージアム
7月20日終了
明治期から現代まで、日本人画家にとってフランスの首都パリは憧憬の的であり続けました。海路や陸路を使い 何日もかけてたどり着いた芸術の都は、美術を志すその眼に新鮮に映ったことでしょう。期待に胸を膨らませた彼らは、独自の表現を探求するため、同時期に滞在した芸術家たちと切磋琢磨し、時にはルノワールやマチスといった画家の助言を受けながら、制作に励みました。 技術の習得や表現の探求において重要なのは「見ること」と「感じること」であることは言うまでもありません。ルーヴル美術館をはじめとする現地の美術館やギャラリーは、彼らに大きな刺激を与えました。さらに、異国の風景が見せる多様な表情は画家の心に深く刻まれ、表現の幅を広げる契機のひとつとなったようです。
第一回の文部省留学生として留学を果たした岡田三郎助をはじめ、パステル画による「色の速写」の可能性を探究した矢崎千代二、フォーヴィスムやキュビスムなどの新運動を吸収した川島理一郎、エコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治を師とし「エビハラブルー」を生み出した海老原喜之助、生涯の大半をフランスで過ごしル・サロンにて日本人初の金賞を受賞した平賀亀祐、佐伯祐三や外国人画家たちとの交流が刺激となって多様な展開を見せた川口軌外など、戦前戦後を通じて多くの画家が新しい表現を求めてフランスへと渡りました。
今回は当ミュージアムのコレクションより同地に過ごした日本人画家による風景画を中心にご紹介します。異国の地だからこそひらかれたであろうそれぞれの画家のまなざしを、絵画の世界でお楽しみください。

前期: 3月20日(金)〜5月10日(日)
後期: 5月15日(金)〜7月20日(月・祝)

[関連イベント]
1. 学藝員によるミュージアム・トーク
日時: 3月22日(日)、5月2日(土)14:00〜14:30
※展覧会チケットが必要、事前申込不要
2. 学藝員とお散歩企画 第一弾
日時: 4月19日(日)14:00〜15:00
会場: サイトウミュージアム集合
※展覧会チケットが必要、事前申込不要
3. 学藝員による絵画のお話スライド・トーク
日時: 6月14日(日)① パリの蜜の味
7月11日(土)② 佐伯祐三と仲間たち
14:00〜14:40分
※展覧会チケットが必要、事前申込不要

スケジュール

開催中

2026年3月20日(金)〜2026年7月20日(月)あと116日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
祝日は開館
入場料一般 500円、大学生・高校生 300円、中学生 100円、65歳以上 400円、小学生以下 無料
会場​サイトウミュージアム
https://www.matsusaka-saito-museum.com/
住所〒515-0082 三重県松阪市魚町1807-1
アクセスJR紀伊本線・名松線松阪駅南口より徒歩10分
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