終了した展覧会・イベントです

「第11回『哲学の夕べ』― Agir pour le vivant 生きものとともに」

東京日仏学院
終了しました
アートとの刺激的な対話をとおして哲学にアプローチする「哲学の夕べ」。第11回を迎える今年は、フランス・アルルのフェスティバル「Agir pour le vivant」と協働します。

地球温暖化、社会格差や人々の分断、戦争…私たちは現在、数々の問題に直面しています。これらはいずれも、人間中心主義的な世界観に由来するといえるでしょう。本フェスティバルでは、人間以外の様々な存在とその循環―動物、植物、微生物、水、土壌、大気に至るまで―に目を向けます。そして中でも、あらゆる人為的境界を超えていくフレキシブルな可能性として「水」に注目します。世界に偏在し生命の源である水は、そもそもコモンズであり、エコロジーやフェミニズムへと連なっていく思考や実践の最前線といえるのです。

かつての「水都」江戸の中心部に位置する東京日仏学院は、周辺の水辺に加え、地下に豊かな水脈を擁しています。そのような水の存在を感じながら、本フェスティバルは、3週間の展示とともに、5月最後の週末に理論と実践を往還する日仏の研究者やアーティストを迎えた多彩なイベントを開催します。そこでは出演者、来場者が体験を共有し、森羅万象とともにエネルギーを交歓していく場が生まれることでしょう。

スケジュール

2025年5月30日(金)〜2025年6月1日(日)

開館情報

時間
5月30日は17:00〜
5月31日・6月1日は10:00〜
入場料プログラムにより異なります。詳細は公式サイトよりご確認ください。
展覧会URLhttps://culture.institutfrancais.jp/event/nuit-de-la-philo-2025
会場東京日仏学院
http://www.institutfrancais.jp/tokyo/
住所〒162-8415 東京都新宿区市ヶ谷船河原町15
アクセスJR総武線飯田橋駅西口より徒歩7分、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線飯田橋駅B3出口より徒歩7分、都営大江戸線牛込神楽坂駅A2出口より徒歩7分
電話番号03-5206-2500
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません