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「飛行機乗りと風船乗り『ふはりふはりと昇つて行かうよ。』——サン=テグジュペリ・堀越二郎・萩原朔太郎」

萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
終了しました
1930年代、空に惹かれた3人の同時代人がいました。『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリ(1900-1944)はパイロットとして空を飛びながら作品を発表し、ジブリ映画『風立ちぬ』のモデル、堀越二郎(1903-1982)は飛行機の設計に専念していました。そして詩人、萩原朔太郎(1886-1942)は詩篇「風船乗りの夢」に空への思いを託しています。

3人は当時、どんな思いで空を見上げていたのでしょうか。本企画展はそんな楽しい発想から生まれました。鳥のように空を飛び回りたい、飛行機乗り。雲のように空に浮かびたい、風船乗り。
空への思いをふたつに分けてみると、朔太郎には見えなかった空も見えてきます。空は、文学者や技術者を区別せず、高くから見降ろすだけでなく、国や言語を越えて広がり、学問の領域も越えてゆきます。文学館初めての試みとして、群馬県立女子大学文学部の先生方6人にお願いして、パネル展示にご協力いただき、特別な「時間割」を組みました。ネットの画面に顔をうずめがちな今日、空に思いをめぐらせながら、様々な文化事象について考えてみましょう。

スケジュール

2024年3月9日(土)〜2024年6月9日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
水曜日
3月20日は開館
3月21日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://www.maebashibungakukan.jp/kikaku/6427.html
会場萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
https://www.maebashibungakukan.jp/
住所〒371-0022 群馬県前橋市千代田町3-12-10
アクセス上毛線中央前橋駅より徒歩5分、JR両毛線前橋駅北口より徒歩18分、JR両毛線前橋駅北口よりバス「城東町二丁目」下車徒歩2分
電話番号027-235-8011
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