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[画像: ワンタニー・シリパッタナーナンタクーン《誰もが……、》2017年、「ボイス(ヨウム)アートプロジェクト」より]

「東京のための処方」

エトワール海渡リビング館
終了しました

アーティスト

黑田菜月、中島伽耶子、マイリン・レ、ワンタニー・シリパッタナーナンタクーン、ヨシダ・ケンジ
「東京のための処方」は、それぞれのテーマとの取り組みを深めているアーティストたちが、作品を通じて自身の世界観に基づいた東京への視点、またはフレーミングを提示していく試みです。展示は都内各会場に分散して行われ、現在の世界に横たわる様々な分断をくぐり抜け、社会が回復するための文化的処方となるような、東京のためのひとつながりのプロジェクトとして実施します。

写真・映像作品を制作する黑田菜月は、日常の隣接する危機に目を向け、「動物園の避難訓練」を通して、いつか出会うその時に向けて注意を促します。家や壁を用いて「わかりあえなさ」の体験を創り出す中島伽耶子は、初期フェミニズムの代表的文学作品とされる『黄色い壁紙』をモチーフに、配慮すること、壁を越えようとすることの実践的作品を制作します。ワンタニー・シリパッタナーナンタクーン(タイ)は、映像、パフォーマンス、サウンドスケープなど多様なやり方で社会問題を静かに浮かび上がらせます。今回はヨシダ・ケンジと協働し、東京のためのパフォーマンスと制作を行う予定です。ノア・ラティフ・ランプ(スリナム / オランダ)は、仏教の壮大な世界観を語る「恒河沙(ガンジス河の砂)」を用いた作品を東叡山 寛永寺で発表します。壁画をたびたび手がけてきたシャーロット・デ・コック(ベルギー)は、今回オフィスビルの外壁にメッセージ性の高い壁画を描きます。自身がダンサー、振付師でもあるマイリン・レ(アメリカ)は、東京をリサーチした後にオリジナルのダンスを披露する予定です。

スケジュール

2023年9月23日(土)〜2023年11月5日(日)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
会期中無休
入場料[エトワール海渡リビング館共通チケット] 一般 2500円、学生 1500円、高校生以下 無料
展覧会URLhttps://tokyobiennale.jp/tb2023/linkage/prescription-for-tokyo/?lang=ja
会場エトワール海渡リビング館
https://etoile.co.jp/
住所〒101-0031 東京都千代田区東神田1-15-15
アクセスJR総武線馬喰町駅4番出口より徒歩2分、都営新宿線馬喰横山駅A1出口より徒歩6分
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