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「ART BOOK presentation 『素材と構造の探求ー秋山 伸氏との授業』」

ペーパーボイス ヴェラム(PAPER VOICE VELLUM)
終了しました

アーティスト

石田陽子、雄山紗良、加藤心愛、国本由蘭、小出彩未、小島夕葵、坂本凪彩、杉浦李音、鈴木幸太、鈴木麻桜、三浦美憂、水野亜友加、ゴッツ・ヤニック、岩瀬史沙、大石和奈、織田温菜、加藤愛彩、加藤もも、佐藤里帆、徐于径、園田澪月、高増日和、羽柴太誠、二村麻里名、八代紗英、ヤクボウスキー・ヨンジャ、秋山伸、遠藤一成、佐久間友香
この度、名古屋芸術大学芸術学部デザイン領域ヴィジュアルデザインコース3年次の授業「アートブック」の成果展示を行います。2024年度は神戸芸術工科大学の教授であり、ブックレーベルedition.nord主催者の秋山 伸氏を特別客員教授に迎えて行いました。

この授業では一般的なデザインの制約に捉われないアートブックを制作することにより「柔軟な思考力の獲得」、「表現に主体をおいた制作方法の獲得」、「プロトタイピングにより感性と論理性を行き来させながら制作する方法の獲得」、「必要なリサーチや技術習得を通じて表現まで定着する力の獲得」を授業の到達目標としました。

授業概要としては実技前に秋山 伸氏による講義「ポストーデジタル期のブックメイキング」においてデジタル、AIがクリエイティブに次々に導入される昨今においても、手作業がいかに創作にとって大切であるかを学びました。実技授業の導入では秋山氏による「ブリコラージュ的構成」と「紙の彫刻」、さまざまな白いファンシーペーパーを使用して「本的なもの」をつくるワークショップを行いました。既成概念を外し思考を柔らかくするための「感覚的」「身体的」アプローチに主眼においた3つのワークショップから手を動かすことによる気付きの実感を目指しました。

その後、第2週から4週にかけて「素材と構造」を探求しながらプロトタイプの作成を行いました。プロトタイプまでは文字やヴィジュアルなどのコンテンツは考えず、素材を触り手を動かす事から立ち上がって来る構造の探求にフォーカスを合わせてその後に、経験や知識から浮かび上がるコンテンツを本に統合していくという秋山さんのアイデアです。その企み通り、「本とは何か?」という問いを投げかけるような面白いプロトタイプが幾つも出てきました。中間プレゼンテーションを経て各自アートブックの制作に入り、完成した学生達の個性的なアートブックは2025年1月の学内レビュー展で発表しました。

今回、平和紙業のヴェラム ギャラリーでは24名の学生と2名の交換留学生、特別客員教授の秋山 伸氏、担当教員である遠藤一成と日本画家の佐久間友香氏が授業内で制作したアートブックとプロトタイプを展示します。是非この機会にご覧ください。

スケジュール

2025年5月20日(火)〜2025年6月12日(木)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.heiwapaper.co.jp/shop/2025/05/art-book-presentation-2025.html
会場ペーパーボイス ヴェラム(PAPER VOICE VELLUM)
https://www.heiwapaper.co.jp/shop/nagoya.html
住所〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-3-7
アクセス地下鉄桜通線・鶴舞線丸の内駅6番出口より徒歩1分
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