NANZUKA UNDERGROUND この度NANZUKA は、レイモンド・レムストラ(Raymond Lemstra)の新作個展「Good Looking」をNANZUKA UNDERGROUND にて開催いたします。本展は、2024年に3110NZ by LDH Kitchen(現・鮨さいとうはなれ)で開催した日本初の個展に続く、NANZUKAにおける二度目の個展となります。
レイモンド・レムストラは、1978 年にオランダのフローニンゲンに生まれ、2004年にアカデミー・ミネルヴァを卒業。その後アムステルダムに拠点を移し、現在は韓国ソウルを拠点に活動しているアーティストです。これまでATM Gallery(ニューヨーク)、Unit(ロンドン)、Mini Galerie(アムステルダム)など、世界各地で個展を開催してきました。近年では、D MuseumやTang Contemporary Art(ともにソウル)でのグループ展に参加するほか、Coleccion SOLO(マドリード)に収蔵されるなど、美術機関やコレクターからも高い評価を受けています。
レムストラの創作活動の根底にあるのは、グラファイトによる緻密な肖像画です。一見すると忠実な写実絵に見えるその作品ですが、どこか遊び心を感じさせ、同時にシニカルさを併せ持つ匿名の人間像を描き出します。私たち鑑賞者は、その繊細さと力強さを併せ持つレムストラ特有の線によって、その脳内に映る写実と空想の境界に潜む幻想へと導かれます。
一方で、近年レムストラは、ペインティングの制作にも力を注いでいます。レムストラは、2015年にスペイン・ソモでの滞在制作をひとつの契機として、ドローイングで追求してきたその探求を、色彩豊かなペインティングへと展開してきました。この新たな肖像画のシリーズを本格的に展示するのは、今回が初めてとなります。これらの作品は、オランダの伝統的な油彩技法と、楮(こうぞ)の繊維から作られる韓国の伝統的な手漉き紙「韓紙(ハンジ)」を融合させるなど、アーティスト本人が歩んできた文化的な軌跡を素材の選択にも、色濃く反映させています。
本展「Good Looking」では、20点の新作ドローイングと6点の新作ペインティングを展示し、現在進行中のシリーズ《Personnage Fictionnel》の新章を提示します。
本展は、レムストラが長年に渡って探求してきたポートレイト・ドローイングの集大成であり、また新たな絵画への挑戦の発表の場でもあります。本展の開催に合わせ、レムストラ初となる作品集『Personnage Fictionnel』を、当社NANZUKA Publishingより出版します。特別版には本作品集のために制作された限定プリントが付属いたします。
本展のオープニングレセプションは、アーティストを囲んで、3月7日(土) 17:00-19:00に行います。
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