AVA(アヴァ)アーティスト
坂下剣盟 、岡田竜之助 、清水恵人、小野まりえ、朝倉市、水野幸司、葉子、 中田耀満
この度、台東区根津にあるスペースAVAでは2024年6月22日(土曜)〜7月7日(日曜)まで展覧会「裂島」を開催いたします。
AVAは美術大学に在籍する学生を中心として2023年5月に設立したスペースです。「Contemporary art(現代術)」を語源に遡り、「com(一緒に、共に)」「temporarius(時間の)」「ars(技術、芸術)」に解体し「世界全体が同じ時間を共有する時代の問題について技術=芸術とは何か」という問いから芸術の研究と実践を行ってきました。
今回の展覧会「裂島」はAVAで初めてとなるメンバー全員が参加する展覧会です。「裂島」において、私たちはイメージや意味の新しい発生装置を絵画、インスタレーション、映像などさまざまなメディアにおいて制作します。
文字が古代世界で発生した時、それを見出した者はシャーマンとなり、大きな共同体を形作りました。彼らは亀の甲羅の亀裂、地面についた動物の足跡、洞窟のひび割れから、寓意としての神のメッセージを受け取ったのです。
そこにあったのはただのしるし、亀裂でした。人類は意味やイメージを、世界に単に存在していたしるしによって意味があるに違いないものとして認知させられ、同時に神の存在を生み出したのです。意味やイメージは私たちが意識的に生み出すものではなく、社会や自然に潜在している下部構造の兆候としての痕跡から導かれるのです。
ここで重要なのは、それが今日の社会を構成する権力の問題や、戦争、自然災害についての問題とも密接に関わっているということです。本展覧会では、自然災害と人為的災害を不可分なものであり、世界の下部構造の露出する契機として捉え、ここから世界を新しく作り替えることを実践します。
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