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Ⓒさんや駄々

「『Archive Memories』|再来さんやー小さい芸術祭 2024」

「再来」居酒屋
終了しました

アーティスト

宇野晶、酒井風、熊一楽、Keita & Erline、三保谷将史、尹苑、Linz、桜井旭
今年で4年目を迎える「再来さんやー小さい芸術祭 2024」は、「Archive Memories」をテーマに、10月19日(土)〜20日(日)の2日間、東京山谷地域各所(南千住駅から徒歩5分)を舞台に開催されます。参加作家:宇野晶、酒井風、熊一楽、Keita & Erline、三保谷将史、尹苑、Linz、桜井旭合計8名/組。映像セッションは世界中のヘテロピアと民族共同体の声を集め、国内外9名のアーティストによる14作品を上映します。

「再来さんやー小さい芸術祭」は、レジデンスを実施し、山谷(さんや)地域を舞台に作られた作品群を街中の協力施設や公共空間などを会場に、展示・映像の上映・パフォーマンス・ワークショップなどを行う、小さな芸術祭です。この芸術祭は2021年度から毎年開催しています。今年のテーマは「Archive Memories」です。私たちの記憶に刻まれた町は、現実では消えゆく一方ですが、その光景は作品を通してアーカイブし、心に残していくことができます。

さんやAIRに参加する作家―宇野晶、酒井風、熊一楽、三保谷将史の4名作家がさんや地域の社会的企業「結YUI」が運営する簡易宿泊所に2週間滞在し、時間を掛けた丹念な交流を通した作品/パフォーマンスを展示する予定です。招待作家のKeita & Erline、尹苑、Linz、桜井旭は、地元店舗への訪問、地域清掃活動の参加など、自ら積極的にリサーチを行い、地域とアートの魅力をさまざまな角度から体感できる展示を作り上げます。

映像セッションは、多様な文化共同体を焦点に、民族誌映画、都市構造を批評的に分析するフィルムエッセイ、実験的なドキュメンタリー、アニメーションなどが4つのプログラムに分けて上映され、観客に自身の視点を再評価し、よりリフレクティブな視点で共同体と文化を理解することを奨励します。これにより、主流メディアが異托邦地域に対して抱く固定観念に挑戦し、異托邦の声を共鳴させます。余果、李叔芹、王俊捷、阮陳金、馮一夫、袁鉉涵、阿部修一郎、Lanka Bandaranayake、Florence Weyne Robertなど、中国、日本、フランス、ブラジル、スリランカと、様々な地域からの監督作品が集まっています。

会場となる東京唯一のドヤ街の「山谷」は、日本の現実を凝縮したような街です。「山谷」という地名は1962年に廃止されましたが、さんやに存在するダイバーシティの形を知り、問題提起を行うために、「再来さんや」が議論と交流の場を芸術祭の形で構築しています。

本芸術祭は、外国人メンバーが構成した団体「さんや駄々(3Ducks DADA)」が企画運営し、本当の異邦人_さんやを知らなかった故にステレオタイプを超えた多様な視点で、コミュニティへの理解を深めることができます。「いま、ここ」こそ生み出せる雰囲気や生き方を尊重し、人間の多様性を受け入れることを、異なる人々が一緒に生きて考え、「さんや異邦人」の生活を見直すことを目指しています。

会場: 山谷地域各所(清川·日本堤·東浅草付近)
受付: 「再来」居酒屋

スケジュール

2024年10月19日(土)〜2024年10月20日(日)

開館情報

時間
11:0018:00
上映プログラムは16:00〜20:00
入場料500円
展覧会URLhttps://sairai-artfest.com/
会場「再来」居酒屋
住所〒116-0003 東京都荒川区南千住2-31-8
アクセスJR常磐線・つくばエクスプレス・東京メトロ日比谷線南千住駅より徒歩6分
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