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ハシグチリンタロウ《MADDRUNKER(dawn of sign, sign for dawn)》128×128cm 2024年 紙、墨 パネル装

ハシグチリンタロウ 「しるしの黎明 -dawn of sign-」

京都 蔦屋書店
終了しました

アーティスト

ハシグチリンタロウ
書家/WLIGHTERのハシグチリンタロウは、「書くこととは一体何なのか」を追求・思索しながら創作活動を続けています。近年は「なぜ人は記すのか」という、書を根本から問い続ける作業の中で生まれた「WRITE(書く)」と「LIGHT(灯す)」を組み合わせた造語「WLIGHTE(ウライト)」をテーマにしたシリーズを発表しています。

本展では、「文字」がうまれる前の、かつて情報の伝達に使われていた「記号」や、言葉の起源を探ろうと試みた作品群を展示します。メインビジュアル「telephonix」(テレフォニックス)は、「空気を伝う音声が文字として視覚的な形を持ち、遥かな時空を流転して読まれることで再び音声として蘇ることの不思議さ」から着想した造語。それをまるで黒い文字の生き物が飛び出すかのようにタオルで大胆に描いた大作です。アルファベット一字一字が生き物であり、文字の生態は、それらが結びつくことで成り立っていると考えるハシグチの世界観がその筆跡から見出されます。

そのほか、現代の文字が1000年後の未来にどのように伝わるのかを空想しながら制作した「謎の本」の断片や、その本に登場する謎のキャラクター「MADDRUNKER」(マッドドランカー)、ハシグチがかつて作業場として借りていたパチンコ屋でひらめいた文字の起源を空想したシリーズ「tama SEE Nation」(無数の玉を見る→玉・SEE→タマシー→魂への飛躍)などを展示します。自身も未だ答えの見えないという「しるしの黎明」はいかなるものなのか。ぜひ会場にてご高覧ください。

スケジュール

2024年12月6日(金)〜2024年12月25日(水)

開館情報

時間
11:0020:00
最終日は18:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/43921-1303361112.html
会場京都 蔦屋書店
https://store.tsite.jp/kyoto/
住所〒600-8002 京都府京都市下京区御旅町35 京都髙島屋S.C. 5・6F
アクセス阪急線京都河原町駅より直結、京阪線祇園四条駅3番出口より徒歩5分
電話番号075-606-4525
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