PUBLICIS WALL GALLERY2026年1月5日から3月6日まで開催する第24回目は、アーティスト・下浜臨太郎が企画し、グラフィックデザイナー・おおつきしゅうとを迎えての開催となります。 下浜はアートディレクターとして広告に関わるかたわらアーティストとしても活動し、文化庁メディア芸術祭での受賞や、Ars Erectronicaでも作品を発表するなど、国内外で活躍しています。おおつきは東京藝術大学卒業後、フリーランスのグラフィックデザイナーとして独自の視点と方法論で芸術祭のアートディレクションからブランドのVIシステムまで幅広く手掛ける一方、自身が編集長を務める雑誌の創刊も行うなど、東京アート&カルチャーシーンで今最も注目を集めるグラフィックデザイナーです。 本展覧会は、いわゆる「オフィス」を独自の目線でアイコン的にとらえ、解体・再構築・拡張する実験的な展覧会です。 オフィス空間の様々なデザイン(例えばウォーターサーバーマシンやカーペットの色、デスクの縁のアールなど)からは、人が受け入れられる絶妙な人工性の追求を見て取れます。人間のために開発されながらも、人間性を剥奪するプロダクトやサービス。その異様なまでにクリーンなサーフェイスのに宿る独特な美意識を、鑑賞の対象とします。 展覧会名である「ニュー即物主義」は、第一次世界大戦後のドイツで起こった芸術運動「新即物主義(ノイエザハリカイト)」に由来します。オフィス空間にあるPWGという本ギャラリーの場所の特異性をも作品に昇華させようとするアーティストの試みは、いっそう機械化された現代生活への100年越しの答え合わせとして、無個性として扱われるオフィス空間そのものを鑑賞する視点を私たちに提供することでしょう。 ぜひ作家の手によって変容したオフィス空間を体験してみてください。
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