noie extent小林紗織 小林亮平の二人展を開催いたします。
小林紗織は、音楽を聴き浮かんだ情景を五線譜に描き視覚化する試み「スコア・ドローイング」を主に制作しています。彼女は聴覚から得た景色を自分の内側にある世界の記録として色や形を用いて表現しており、描かれた作品は人それぞれの記憶や感情、感覚にそっと触れているように感じます。本展ではスコア・ドローイングの旧作・新作に加えて、今まで手がけた書籍や雑誌などの装画作品の原画とその表現を用いた新たなシリーズ、本人が8歳から着用していた衣服を用いて記憶や思いの蓄積をこめた刺繍作品などを展示いたします。
また、宅録音楽家の小林亮平は、ツポールヌ名義で音楽を作り、自身の音楽のためのジャケットデザインとしてドローイングを描き、さらには自ら楽器も制作しています。複雑な線や形が紙の上で自由に増殖し、小林亮平の脳内イメージが今にも動き出すようです。本展では、渋さ知らズの新作アルバム『渋吼』のジャケットにも使用された作品や自作楽器も展示いたします。
音を描き、音を作る、紡いできた日々のリズムを持って産み出される今の2人の作品を、目から耳から、ひとつひとつ身体の感覚を開きながら本展で感じていただければと思います。
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