仲町の家仲町の家での展示では、神戸で生まれた「電車エレクトロニカ〜神戸篇〜」の成果を、東京・千住という土地の文脈に重ね合わせ、再構成して発表します。2011年に発生した東日本大震災から15年が経過し、復興はいまなお途上にあります。また、震災を直接体験していない世代が増えるなかで、出来事の記憶をどのように受け継ぎ、語り継いでいくかという課題は、阪神・淡路地域に限らず全国共通の問題となっています。
本展示では、阪神・淡路大震災の記憶を軸に神戸で実施したリサーチやワークショップ、展示の成果を仲町の家に持ち帰り、地域を越えて震災の記憶を重ね合わせる試みを行います。展示に加え、電車のモーター音をラジオで受信し実際に聴くワークショップや、活動の背景や調査過程を共有するトークの場も設け、来場者が音を通して記憶や歴史に触れ、考える機会をつくります。
あわせて、2016年以降に千住エリアで展開してきた「電車エレクトロニカ」の活動や、千住タウンレーベルでの過去の展示・記録も紹介します。神戸と千住という二つの地域における鉄道、街、音、記憶の関係性を並置することで、災害の記憶や地域の歴史を自分ごととして捉え直す契機となる展示構成を目指します。
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