AISHO(アイショウ)アイショウでは、東京のスペースでは初となりますサブロミカワの新作個展「The Spring」を2月13日から3月14日まで開催いたします。
サブロミカワは1987年埼玉県生まれ。幼少期に通った美術教室以降は独学で油彩を続けてきました。サブロの作品は夕暮れ時のような世界に人物が静かに佇んでいる叙情的な世界観と、デフォルメされた人物像が特徴的です。近年ではこれまでの国内中心の発表からロンドン・韓国・香港など国際的な舞台へと発展していき、ファッションや企業とのコラボレーションなども積極的におこなっており、国内外に広く評価が高まってきています。
サブロの作品に登場する人物のポーズや持ち物は西洋の古典絵画からのオーマジュに加えて、カンフー映画やスケートボードなどのストリートカルチャーに影響を受けたサブロ自身の内面世界も現れています。近年描く登場人物たちは皆一様に反射材の施された衣服を身につけ、時には防音イヤーマフ、インパクトドライバーを携えて危険な作業を伴う仕事に従事している様子を示唆します。その中でもシリーズとして描かれている’Fire Man'には特別な思い入れがあり、創作活動の間の心の葛藤、つまり不安や恐怖、焦りやプレッシャーなどの心を焼く炎に対峙する際のポジティブな思考や優しさと行った感情を擬人化したもの、救済のシンボルとして消防士をモチーフとしているとサブロは言います。
本展覧会「The Spring」では作家自身が幼少期の頃に初めてアートの魅力に触れた原点ともいえるピカソへのオマージュ作品“The Spring”を中心に新作の絵画の展開します。本展を際するにあたり、2025年の夏にピカソの故郷であるスペインのマラガや、以前から興味のあったモロッコを訪れ、ピカソの原風景やアフリカンマスクをはじめとするプリミティヴアートやフォークアートに直に触れながら、自身のルーツを振り返りつつも新たな探求を始めました。
ピカソの絵画を錯視したことによって生まれた形を表したOptical Illusionシリーズやアフリカンマスクの色彩や模様に影響を受けた、新たな構成のファイヤーマンシリーズ、またアフリカ彫刻から着想を得たThe Spiritシリーズ等、新たなシリーズ作品も発表されます。
サブロミカワの今後の展開を示唆する重要な展覧会となります。この機会にぜひご高覧ください。
展覧会初日に当たります2月13日(金)の18−20時の間で作家を囲んでのレセプションパーティーを開催いたします。
どなたもご参加いただけますので、お誘い合わせの上お越しください。
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