「宮本三郎 都市と自然 ―それぞれの光」

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
3月15日終了

アーティスト

宮本三郎
洋画家・宮本三郎(1905-1974)は、人物を描くことを得意としていた一方で、日本各地や滞欧先において、 しばしば風景画も描きました。本展では、宮本三郎が描いた都市と自然、それぞれの風景を光の表現に注目して ご紹介します。
戦後の東京では、復興から高度経済成長期にかけてビルが次々に建設され、都市化が急速に進みます。 その時代の中で、1958年に完成し首都の新たなシンボルとなった東京タワーや、街中のビルの灯り、 カラフルな ネオンサインなどは、宮本が新たな都市の風景として選び取った題材でした。人工的な光にあふれる夜景は、 都市に渦巻く欲望とエネルギーを、ネオン輝く光を通して表現したものと言えるでしょう。
一方で宮本は、自身の出身地である石川県小松市をはじめ、箱根、長崎など、彼が訪れた各地の自然あふれる 風景も描いています。 自然の風景を描く際には、その土地特有の日差しの印象を巧みに描き分け、その場の空気 や時間を表現しました。
都市と自然という、宮本の対照的なまなざしの先にある「光」をご覧ください。

スケジュール

開催中

2025年11月1日(土)〜2026年3月15日(日)あと86日

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
11月3日、11月24日、12月29日~1月3日、1月12日、2月23日は開館
11月4日、11月25日、1月13日、2月24日は休館
入場料一般 220円、 大学生・高校生 170円、中学生・小学生・65歳以上・障害者手帳提示 110円
会場世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/index.htm
住所〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-38-13
アクセス東急大井町線・東横線自由が丘駅正面口より徒歩6分、東急目黒線奥沢駅より徒歩8分
電話番号03-5483-3836
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