安城市歴史博物館「安城譜代」とは、古くから松平氏に仕えた氏族をさし、江戸時代には名家として認識されるようになりました。今回の展示では、安城譜代の中でも大きな活躍をした酒井氏をとりあげます。
酒井氏は、松平・徳川氏の下で活躍する以前の出自に不明な点が多く、松平氏と同族という説、碧海郡や幡豆郡の「境」「坂井」の地名に由来する一族との説などがあります。
今回の展示では、酒井忠次の系統の左衛門尉家と酒井政家(正親)の系統の雅楽頭家に焦点を当てます。この二家はそれぞれ異なった活躍をしています。
左衛門尉家の酒井忠次は後に井伊直政・本多忠勝・榊原康政らとともに徳川四天王といわれましたが、他の三氏と異なり領内の一部支配を任された唯一の人物でした。また雅楽頭家は江戸幕府創設の後も酒井重忠や忠勝・忠世など大老となる人物を輩出し、江戸時代を通して名家として認められていました。
今回の特別展では、戦国期から江戸時代初期の酒井氏にかかわる資料を展示し、酒井氏の出自や松平氏との関係、徳川家康のもとで活躍した酒井二家を紹介します。
[関連イベント]
1. 記念講演会「初代忠次と酒井左衛門尉家の行く末」
日時: 7月22日(土)14:00~
講師: 菅原義勝氏(致道博物館学芸員)
定員: 60名(先着順)
参加費: 無料
2. 記念講演会「松平・徳川氏重臣 酒井雅楽頭政家」
日時: 8月20日(日)14:00~
講師: 平野明夫氏(國學院大學講師)
定員: 60名(先着順)
参加費: 無料
3. 歴博講座「酒井二家の相違」
日時: 8月12日(土)14:00~
講師: 三島一信(本館学芸員)
定員: 60名(先着順)
参加費: 無料
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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