artstudio NAZUKARI WAREHOUSE 小松原智史は、自身の身体や、それを取り巻く空間・環境といった内側から立ち現れる影響を起点に制作を行っています。日常の生活圏の中で育まれる感覚や身体的な経験は、彼の表現の根幹を成しています。
本展「なづかりぐらし」は、作家がこれまで制作の基盤としてきた日常の場を離れ、artcenter NAZUKARI WAREHOUSEで滞在制作を行うことから生まれました。見知らぬ土地で生活し、制作するという時間の中で、身体の感覚や周囲の環境はどのように変化していくのか。本展は、その差異によって立ち現れる表現の揺らぎや更新を探る、実験的な試みです。
ここでの「ぐらし」とは、単なる滞在ではなく、場所と関わりながら日々を営むことを指しています。名都借で過ごす時間そのものが制作のプロセスとなり、新たな環境の中で立ち上がる感覚や関係性が作品として結実していきます。
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