西澤諭志 「世界無名戦士の日」

ホールKeiryu
4月18日開始

アーティスト

西澤諭志
本展は写真家 / 映像作家の西澤諭志(1983年生)による関西では初となる個展です。展示は写真と映像によって構成されます。これまで西澤の作品を見たことがないという方にも、ぜひお越しいただきたく思っています。展示タイトルは、埼玉県の越生(おごせ)で毎年行われている「世界無名戦士之墓慰霊大祭」を中心に撮影・編集された映像作品からとられています。

少なくない人がそうであるように、西澤も、日常の大半を賃労働に費やし、その隙間を縫って撮影をしています。昨年の個展では、そうした姿勢を漫画『賭博破戒録カイジ』にでてくる「1日外出券」になぞらえました。「外出」において、西澤はさまざまな土地の資料館、博物館、体験施設、史跡などを訪れるのですが、そこでの彼は作家であると同時に、鑑賞者でもあり、もっといえば「見学」をする者として現れています。文字通り、「見て、学ぶ、ことがある」人として。

このように書くと、ある種の慎ましさに裏張りされた現状維持に聞こえるかもしれません。あるいは、ゆるやかに下降する日常のやり過ごし方を自虐的に語っていると感じたかもしれません。しかしそうではないのです。西澤は、写真家が「視覚の更新」をおこなう存在だと言い切ります。そこでは、労働も見学も、写真がもつ「誰かの視覚を更新する力」を手放す口実にはなっていません。「見て学ぶこと」と「自分で決めること」が、写真には等しく含まれていて、限られた時間のなかでそれらを存分に行使する――西澤はただそのように、自分の体を仕向けているのです。

スケジュール

2026年4月18日(土)〜2026年5月24日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
4月24日は12:00〜17:00
休館日
水曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://satoshinishizawa.com/exhibition/2192
会場ホールKeiryu
https://hallkeiryu.studio.site/
住所〒605-0901 京都府都市東山区上人町433 半兵衛麸五条ビル2F
アクセス京阪線清水五条駅2番出口より徒歩1分、地下鉄烏丸線五条駅3番出口より徒歩10分、阪急線京都河原町駅1B出口より徒歩15分、JR京都駅中央口より徒歩20分
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