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[画像: 戸田沙也加《セイタカアワダチソウのための習作》2023 | 420 × 295 mm | ink on paper ©︎ Sayaka Toda, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY]

戸田沙也加 「生い茂る雑草の地に眠る」

KANA KAWANISHI GALLERY
終了しました

アーティスト

戸田沙也加
KANA KAWANISHI GALLERYは、2023年4月8日(土)より、戸田沙也加個展『生い茂る雑草の地に眠る』を開催いたします。
美しさと表裏一体の醜美の世界観を絵筆に込め、稀代のペインターとして注目を集めてきた戸田沙也加は、2021年には写真表現のみの個展をKANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYで開催するなど、メディウム問わず通底する表現力が高く評価されてきました。この度KANA KAWANISHI GALLERYで行う個展では、絵画を中心に写真も加えながら展示を構成し、アーティストとしての新境地を切り開きます。
まもなく解体を迎えるとある物故作家のアトリエをモチーフに制作された本展では、人知れず朽ちゆく無数の女性の裸体の塑像群に、否応なく創作意欲を掻き立てられたと作家は語ります。自身の創作テーマとして一貫して自覚してきた醜美の軸だけでなく、存在と忘却、人間界の営みと自然界の営み、西洋と東洋、女性と男性など、あらゆる表裏一体性がそこには内在しており、相反する二つのものが大もとでは一つであることに思いを巡らされます。
純粋に自身の世界観の醸成と抽出に向き合う戸田沙也加が、外界を切り取る写真というメディウムと、自身の内面性を表出させる絵画の両方を用いて構成するこのたびの個展を、是非お見逃しなくご高覧いただけますと幸いです。

[関連イベント]
トークイベント「写真と絵画と彫刻と時間」
戸田沙也加個展『生い茂る雑草の地に眠る』を記念し、写真評論家のタカザワケンジ氏、詩人のカニエ・ナハ氏をお招きし、鼎談形式のトークイベントを開催いたします。
写真と絵画の関係性に着目しながら、多数の写真展のディレクションや写真展レビューの執筆活動を行う写真評論家のタカザワケンジ氏と、あらゆる表現を追いかけながら無数の点をつなぎ合わせることで抽象性と具象性を自在に行き来する詩人のカニエ・ナハ氏。この二人を招き、とある彫刻家のアトリエに眠る無数の裸体塑像やその場所をモチーフに、写真と絵画で作品に昇華させながら、個展を開催するペインターの戸田沙也加の3人が、写真・絵画・彫刻などのメディウムについて、それらの表現に作用する時間という概念について、縦横無尽に語り合います。

日時: 2023年4月28日(金)19:15〜20:30頃(延長する場合もあります)
登壇者: タカザワケンジ(写真評論家)×カニエ・ナハ(詩人)×戸田沙也加(アーティスト)
入場無料/予約不要(先着20名程度着席)

スケジュール

2023年4月8日(土)〜2023年5月13日(土)

開館情報

時間
13:0018:00
土曜日は13:00〜19:00
休館日
月曜日、火曜日、日曜日、祝日
4月29日から5月9日は休廊

オープニングパーティー 2023年4月8日(土) 18:00 から 19:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://www.kanakawanishi.com/exhibition-040-sayaka-toda
会場KANA KAWANISHI GALLERY
http://www.kanakawanishi.com/
住所〒135-0021 東京都江東区白河4-7-6 白河和楽ビル 1F
アクセス東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営新宿線菊川駅A4出口より徒歩9分、都営大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩14分
電話番号03-5843-9128
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