終了した展覧会・イベントです
[画像: 田中尚子《Higo》 2024 キャンバスにアクリル、1000×803 mm]

田中尚子 「CITY BOTANICS」

OIL by 美術手帖ギャラリー
終了しました

アーティスト

田中尚子
Schoko Tanaka / 田中尚子は1990年東京都生まれ。幼少期をアメリカ・カリフォルニアで過ごし、10歳の時に帰国しました。現在は、東京を拠点に、絵画、刺繍、セラミック、また国内における壁画作品受託制作やインテリアブランドとのコラボレーション、メキシコに渡っての壁画制作を行っています。

田中は、小学生の頃から遊びの一環として、PCで描いたデジタルアートを海外コミュニティサイトで公開し、絵を媒介に世界中の人とのコミュニケーションを日常的に行っていました。大学時代にはメキシコへ留学し、現地では、アーティストや友人からアクリル絵の具の技法や、メキシコ壁画(※)、パンチニードル刺繍を教わったことがきっかけとなり、ペインティング作品や刺繍作品の制作を始めます。 田中にとって日常風景となっていたメキシコ壁画と、幼少期にカリフォルニアで見た大自然の風景、絵を描くきっかけとなったデジタルアート、そして多言語を習得することで無限に広がっていった他者とのコミュニケーションの経験が、ダイナミックな構図とビビッドな色彩による壁画や刺繍作品となって多くの観客を惹きつけ、現在のアーティストとしての作品につながっています。

本展では、幅3メートルの大作のほか、キャンバス、刺繍作品、セラミックといった新作を発表します。作家の日々のなかから湧き出る、アートへの静かな情熱と感謝、他者に対する優しさにあふれた新作をぜひ御覧ください。

※メキシコ壁画|メキシコ壁画運動(Muralismo Mexicano)は、1920年代から1950年代にかけてメキシコで起こった芸術運動。この運動は、メキシコ革命後の社会改革の一環として、公共の場に大規模な壁画を描くことで、識字率の低い国民に対して歴史や社会問題を視覚的に伝えることを目的としていた。現在も街中に多くの著名な作品が残るほか、若いアーティストによって日々新たな壁画が生まれている。

スケジュール

2024年6月21日(金)〜2024年7月16日(火)

開館情報

時間
11:0021:00
休館日
会期中無休
入場料無料
会場OIL by 美術手帖ギャラリー
https://oil-gallery.bijutsutecho.com/
住所〒150-8377 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO2F
アクセスJR渋谷駅ハチ公口より徒歩6分
電話番号03-6868-3064
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません