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「Sense of Size センス・オブ・サイズ~『大きさ』という視点からアートを読み解くと」

鳥取県立博物館
終了しました
私たちが普段から持っている感覚の一つに「大きさの感覚」というものがあります。アートの文脈で言えば、「巨大な絵画」「等身大に描かれたモデル」「大きなタッチ」「小さな器に描かれた、さらに小さな人物」のように、大きさにまつわる言葉は、キャンバスや紙といった作品の支持体全体の寸法や、その内側で表現されるイメージに関する特徴をあらわす際などにさまざまに使われています。そして、支持体の大小にかかわらず、そのフレームのサイズに応じて適切な表現がなされることが、優れた美術作品が生まれる一つの条件となってきたと言えるでしょう。

しかし、美術作品の表現とその「大きさ」との関係性や、その「大きさ」の表現を選択した作家の意図などについて私たちが思いめぐらす機会はそれほど多くないように思われます。 

そこで今回のテーマ展示では、当館コレクションを中心とする各種の美術作品や関係資料を、「大きさ」「サイズ」という観点で読み解きながら展示し、それらが持っている魅力や価値、個性に光を当てたいと思います。会場には、齋鹿逸郎(さいか・いつろう)の巨大な絵画作品や、辻晉堂(つじ・しんどう)の大小さまざまな彫刻作品、小さな堆朱(ついしゅ)の香合など、分野も大きさも多様な作品が並びます。それら一つ一つの作品の背後にある「大きさ」と表現の関係について、周囲の作品とも比較しながら、あらためて見つめていただきたいと思います。

スケジュール

2023年4月15日(土)〜2023年5月14日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日、祝日
5月1日は開館
入場料一般 180円、70歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.pref.tottori.lg.jp/309973.htm
会場鳥取県立博物館
https://www.pref.tottori.lg.jp/museum/
住所〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2-124
アクセスJR鳥取駅北口よりくる梨100円バス(緑コース)「11 仁風閣・県立博物館」下車、JR鳥取駅北口よりバス(砂丘・湖山・賀露方面行き)「西町」下車徒歩7分、JR鳥取駅北口よりバス(市内回り岩倉・中河原方面行き)「わらべ館前」下車徒歩10分
電話番号0857-26-8042
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