「セーヴル フランス宮廷の磁器 -マダム・ポンパドゥール、マリー=アントワネット、マリー=ルイーズの愛した名窯-」

細見美術館
2月1日終了
さまざまな陶磁器に焦点を当てた細見美術館「陶磁器に出会う」シリーズ。10回目となる今回は、陶磁器の最高 峰とされる「フランス宮廷の磁器 セーヴル」の登場です。

ヨーロッパ諸国が憧れた東洋の白い磁器。18世紀にマイセン窯が初めて焼成に成功しましたが、真に⻄洋的とい えるスタイルを創り出したのは、フランスのブルボン王朝が設立した王立セーヴル磁器製作所でした。この設立には ポンパドゥール侯爵夫人と国王ルイ15世が深く関わり、贅を尽くした華やかなセーヴル磁器がその後もフランス王 国、帝国、共和国によって引き継がれ、今日に至っています。

セーヴル磁器は、当時の流行を取り入れた意匠や、華麗で精緻な絵画表現、発色の繊細さを特徴とします。王侯 貴族向けの注文生産であったことから現存数も限られていますが、近年、優れたセーヴル磁器のコレクションが日本 でも確立されてきました。

本展は国王ルイ15世からナポレオン帝政時代の作品を中心に、厳選された国内コレクション約130件の名品で構 成されています。ポンパドゥール侯爵夫人や王妃マリー=アントワネットなどが、こよなく愛したセーヴル磁器の魅 力をこの機会にぜひご堪能ください。

スケジュール

開催中

2025年10月25日(土)〜2026年2月1日(日)あと47日

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
12月22日〜2026年1月5日は休館
入場料一般 2000円、学生 1500円
展覧会URLhttps://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex091/index.html
会場細見美術館
http://www.emuseum.or.jp/
住所〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
アクセス地下鉄東西線東山駅2番出口より徒歩10分、京阪線神宮丸太町駅4番出口より徒歩14分
電話番号075-752-5555
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