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[画像: 「共同アトリエ・3号倉庫」外観 2009年]

「風倉匠と3号倉庫の作家たち」

ギャラリー58
終了しました

アーティスト

風倉匠、安部貴住、高田麻衣子、寺江圭一朗、長峰麻貴、成田鐘哲、平岡昌也、三輪恭子、森田加奈子
「共同アトリエ・3号倉庫」は、福岡の湾岸エリアにある倉庫を改装して2000年から2011年まで運営された、若手アーティストのためのアトリエ兼展示スペースです。ある篤志家が、匿名で10年間資金援助をする約束をしてこのプロジェクトはスタートし、支援総額は数千万円にのぼりました。顔も名前も一切明かさないまま、若者たちに支援を続けたその篤志家は、親しみを込めて「あしながおじさん」と呼ばれました。
倉庫には個々に使用できるアトリエ5部屋と展示スペースがあり、公募で選ばれた若手アーティストは最長3年間在籍することが可能で、定期的に個展やグループ展を開催するほか、池田龍雄、風倉匠、小杉武久ら国内外で活躍する作家の展覧会やイベントも多数企画されました。アーティストや美術愛好家、学芸員、ジャーナリストなどが世代を超えて集い、美術のエネルギーが渦巻く稀有な交流の場として、福岡のアートシーンで大きな存在感を放ちました。
元ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズのメンバーで、世界的パフォーマーの風倉匠は、プロジェクト立ち上げの2000年から他界する2007年まで総合ディレクターを勤め、若者たちと共に制作し語らい、その精神は今もメンバーに受け継がれています。
本展では「共同アトリエ・3号倉庫」に在籍したメンバー24名の中から8名の新作を紹介するとともに、風倉匠の作品とパフォーマンス映像、「共同アトリエ・3号倉庫」の資料をご紹介します。3号倉庫がクローズして10年以上が経ち、「あしながおじさん」が95歳で他界して1年が経つ今も、在籍していたメンバーの多くが意欲的に制作を続けています。芸術の灯を絶やさぬようにと匿名で支援を続けた「あしながおじさん」の想いが、多くの方に伝わり繋がっていくことを願い、元3号倉庫メンバーの新作をご覧いただきます。

スケジュール

2023年7月6日(木)〜2023年7月22日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
土曜日は17:00まで
休館日
日曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.gallery-58.com/exhibition/2023_exhibitions/2023_sangosoko/
会場ギャラリー58
https://www.gallery-58.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル 4F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅5番出口より徒歩4分、JR山手線・京浜東北線有楽町駅銀座口より徒歩7分
電話番号03-3561-9177
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