田川市美術館田川市美術館の主要企画展のひとつである英展は、筑豊の霊峰・英彦山の“英”とARTの“A”にちなみ、美術館開館の翌年である1992年より、新鋭作家の発掘・育成、俊英作家の顕彰、地元美術界の高揚を目指してスタートしました。以来、2016年の25回展までは沖縄を除く九州、山口各県在住の作家を対象に「自然・風景」「人物・風俗」「抽象・幻想」という3つのテーマを循環しながら開催する推薦制の展覧会として、2019年からはテーマを設けずに隔年開催(ビエンナーレ)の公募展として、作家たちの美の競演を繰り広げてきました。これまでに英展が紹介してきた作家は延べ1,727人にのぼります。
英展開催30回目という節目を迎える今回、通常の英展ではなく少し趣向を変えて、これまでに英展に出品した1,000人を超える作家の中から「少女」をキーワードに、漫画やアニメーションの研究を下地に独自の表現を展開する福地英臣(現代美術家/漫画研究家)、不思議な少女や擬人化された動物たちを優しいタッチで描く臼杵万理実(美術作家)、濃淡の無い漆黒の背景に人物や風景を幻想的に描きだす手法で制作する田中千智(画家)の3人を取り上げてご紹介します。
現在のアートシーンの最前線で活躍されている3人の作家の展示が同時に見れる機会です。通常の英展ではできないユニークな企画展をぜひお楽しみください。
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