終了した展覧会・イベントです

「松平春嶽と勝海舟」

福井市立郷土歴史博物館
終了しました
本展では、幕末期において「四賢侯」に数えられる16代福井藩主松平春嶽と、同じく「三舟」の一人として名高い幕臣勝海舟に注目し、両名の活動や交流を福井に遺る資料を中心に紹介します。

春嶽は徳川将軍家の一門である越前松平家32万石の藩主、海舟は初代将軍徳川家康の代から仕える幕府直参勝家の当主であり、両名ともに徳川家との繋がりを強く意識していました。そして、ペリー来航により体制がゆらぎはじめた幕府を立て直すため、幕府内外の力を結集して改革を図る「公議政体」派の一員として活動しました。彼らの考えは薩摩藩の西郷隆盛や土佐藩の坂本龍馬など、幕末期に活躍した志士たちにも影響を与えており、特に西郷と築いたつながりは、慶応4年(1868)の江戸城明け渡しに活かされています。

明治以降も春嶽と海舟は交流を続けており、互いを尊敬する間柄でした。春嶽は、明治期に執筆した回顧録「逸事史補」の中で海舟を「徳川家第一の功臣」の一人と称え、一方の海舟は幕末期の「海舟日記」において、春嶽には「小拙一世を以て報ずべからず」という深い感謝の言葉を記しています。本展で展示される多数の書簡や詩歌、贈呈品から、その関係の一端をご覧ください。

スケジュール

2025年7月19日(土)〜2025年9月7日(日)

開館情報

時間
9:0019:00
休館日
8月18日~21日は休館
入場料一般 700円、大学生・高校生 500円、中学生以下・70歳以上 無料
展覧会URLhttps://www.city.fukui.lg.jp/kyoiku/gakusyu/museum/p071649.html
会場福井市立郷土歴史博物館
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/
住所〒910-0004 福井県福井市宝永3-12-1
アクセスえちぜん鉄道勝山永平寺線新福井駅より徒歩10分、JR北陸本線・えちぜん鉄道勝山永平寺線福井駅西口より徒歩15分
電話番号0776-21-0489
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません