小松市立本陣記念美術館令和7年(2025)10月に陶芸技法の「釉下彩」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された中田一於氏を称え、記念の展覧会を開催します。
中田氏は、昭和24年(1949)に小松市で生まれ、高校卒業後、家業の中田錦苑窯に従事し、陶芸技術を習得。その後、昭和53年(1978)には、三代德田八十吉氏に指導を受け、同年、日本伝統工芸展で初入選しました。それ以降、同展を中心に作品を発表して数々の賞を受賞され、平成23年(2011)に紫綬褒章、令和元年(2019)には旭日小綬章を受章されています。
中田氏は、伝統的な釉下彩の技法を高度に体得され、自身で調合した透過性の高い色釉の下に銀彩等による装飾を施す釉下彩の作品を制作しており、なかでも中田氏の一連の「釉裏銀彩」の色釉と銀彩の組み合わせは、美しい調和を生み出しており、高い評価を得ています。
本展では、中田氏の初期作品から現在にいたるまでを辿りながら紹介します。「淡青釉」をはじめ「淡桜釉」「紫苑釉」「白銀釉」の多彩な釉薬を通して表現された銀彩の上品で静謐な輝きの魅力を紹介します。
[関連イベント]
1. トークイベント「人間国宝《釉下彩》の世界を語る 中田一於×唐澤昌宏」
日時: 4月4日(土)13:30〜15:00
会場: 絵本館ホール夢の本棚
講師: 中田一於氏、唐澤昌宏氏(国立工芸館館長)
参加費: 無料(ただし入館料が必要)
定員: 50名
2. ワークショップ「体験!人間国宝のわざ・釉下彩」
日時: 4月25日(土)①10:00〜11:30 ②13:30〜15:00
会場: 絵本館ホール夢の本棚
講師: 中田一於氏、中田博士氏(助手)
対象: ①小学4年生〜中学3年生 ②一般
参加費: 1人 2,000円
定員: 各回15名
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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