「やわらかな未来の考古学 — Soft Archaeologies of the Future」

CADAN大手町
12月13日終了

アーティスト

岸裕真、熊倉涼子、小林健太、平田尚也
CADAN大手町では、11月25日(火)から12月13日(土)まで、Satoko Oe ContemporaryとWAITINGROOMによる企画展『やわらかな未来の考古学 — Soft Archaeologies of the Future』を開催いたします。(協力:√K Contemporary)

私たちはいま、テクノロジーという「機械」と、身体や感覚、記憶といった「人間的なもの」が、これまで以上に複雑に結びついた時代を生きています。日々触れているスクリーンやネットワークは、記録と忘却、過去と未来を横断しながら、新たな「遺物」や「痕跡」を生み出し続けています。そこでは、硬質に思えるテクノロジーの層が、人間のやわらかな感覚とまざり合い、未来の考古学とも呼べるような、新しい観察の方法が立ち上がります。

本展では、岸裕真、小林健太、平田尚也、熊倉涼子の4名が、それぞれの視点と技法を通して、テクノロジーとイメージの「層」を掘り起こし、情報・身体・視覚・記憶のあいだに潜む微細な断片を浮かび上がらせます。

彼らの作品は、デジタルの冷たさと有機的なぬくもり、記録媒体の堅牢さと人間の感覚の儚さとが交錯する領域に、繊細な揺らぎと新たな物語の気配をもたらします。それは、未来からの遺構を発掘するかのように、テクノロジーと人間の関係を再考し、知覚や存在の在り方を更新しようとする試みです。

スケジュール

開催中

2025年11月25日(火)〜2025年12月13日(土)あと8日

開館情報

時間
12:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
日曜日、月曜日、祝日

オープニングパーティー 2025年11月25日(火) 18:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://cadan.org/cadanotemachi002/
会場CADAN大手町
https://cadan.org/
住所〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-3 銭瓶町ビルディング1F
アクセスJR東京駅日本橋口より徒歩5分、東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅B2出口より徒歩5分
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