森万里子 Peace Crystal Model, 2016-24, Acrylic, metal base, 13.8 x 13.8 x 11.6 cm

「SPECTRUM 2076 AD ── 来たる世界の意識体」

GYRE GALLERY
7月12日終了

アーティスト

森万里子、池田謙、山田晋也、名和晃平、牧田愛、草野絵美、熊谷亜莉沙
GYRE GALLERYでは、2026年5月22日より、キュレーター飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)の企画による展覧会「SPECTRUM 2076 AD ── 来たる世界の意識体」を開催いたします。
本展は、気候変動やテクノロジーの特異点を経た「50年後の未来(2076年)」という視座から、現代という時間を遡及的に審問(Retrospective Inquiry)する思想的実験場です。出品作家には、池田謙、森万里子、山田晋也、名和晃平、牧田愛、草野絵美、熊谷亜莉沙の7名を迎え、物理的な光の分布としてのスペクトラムのみならず、ジャック・デリダが提唱した「憑存在(ハントロジー)」における亡霊(Specter)の多義性を探求します。池田謙の音響は、ベルクソン的「持続」を空間に充満させ、私たちの意識の輪郭を剥ぎ取っていく。森万里子は、垂直に立つクリスタルを通じて、宇宙的な全一性への「開かれた上昇」を提示する。山田晋也は、可視と不可視が交錯する重層的な絵画層のなかに、今も私たちを憑依し続ける亡霊の気配を定着させる。名和晃平は、物質を波動へと反転させ、実在の皮膜を「連続体」へと解体する。牧田愛は、機械的秩序を内面化した生体システムとして、ポスト・ヒューマンのトポロジーを描き出し、草野絵美は、AIという潜在空間から「存在し得なかった過去」を生成し、現実と虚構の境界を無効化する。そして熊谷亜莉沙は、沈底する文明の記憶を逆照射することで、現代という刹那に形而上学的な鎮魂を捧げる。

スケジュール

開催中

2026年5月22日(金)〜2026年7月12日(日)あと43日

開館情報

時間
11:0020:00
入場料無料
展覧会URLhttps://gyre-omotesando.com/artandgallery/spectrum/
会場GYRE GALLERY
https://gyre-omotesando.com/art/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
アクセス東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅5番出口より徒歩4分、東京メトロ半蔵門線・千代田線・銀座線表参道駅A1出口より徒歩5分、JR原宿駅表参道口より徒歩6分
電話番号03-3498-6990
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