「静物彫刻 -木が彫刻になるとき-」

Gallery & Cafe Gigi

終了しました

アーティスト

笠原光咲子、北山翔一、渡辺里紗

2022年の10周年企画から継続的に探求している「静物彫刻」シリーズの第三回目の展示す。まだ辞書にはない静物彫刻という言葉から、作品を通してその言葉の意味を探してきました。

1回目はモチーフの静的さ、絵画との関係などについて、二回目は石という素材について、物との距離感や関係性などについて、など様々に考えてきました。今展では木という素材に着目しながら、木そのものが持つ静物的要素について、木が彫刻と呼べるものになる時には何があるのか、木に纏わる様々なことについて考えていきます。

出展作家は第一回の参加者、笠原光咲子、渡辺里紗に、新たに北山翔一を加えた3名です。笠原と渡辺は彫刻がまだ人体彫刻、動物彫刻が当たり前だった10年以上前から「静物彫刻」と呼べる作品を制作してきました。北山の作品は鉢植えに木のトルソが植えられているような作品です。静物彫刻と人物彫刻の狭間にあるような作品で今展では一つの議題になることでしょう。

スケジュール

2025年7月31日(木)〜2025年8月31日(日)