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「『それでも』:ヒップホップ・ビジュアルアートの美的サバイバル」

カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
終了しました
ノースサイド・ヒップホップ・アーカイブ創設者でトロント大学助教のマーク・V・キャンベル氏(Mark V. Campbell)がキュレーターを務めたこの展覧会には、カナダ各地から12人のアーティストが参加し、グラフィティアート、ミクストメディア、彫刻、ビデオグラフィなど、幅広い芸術表現を織り込んだ作品が展示されます。

“Still Tho(それでも)” は、ヒップホップカルチャーとその美学を形づくったカナダのビジュアルアーティストへの讃歌です。アーティストたちは作品を通じて、正義を前面に押し出し、自分の国で、そして世界中で社会の変化を促してきました。本展覧会のタイトル “Still Tho” は、いくつもの障害を乗り越えて作品を創りコミュニティーを構築してきた、アーティストたちの粘り強い活動を話し言葉で表しています。ヒップホップカルチャー誕生から50周年の今年、このグループ展では、強い熱意でヒップホップに取り組み、常に新しいスタイルを追い求めているグラフィティアーティストたちを讃えます。

1970年代後半から80年代前半にかけてのヒップホップ黎明期については、当時の詳しい記録が残されている分野もありますが、ビジュアル作品は時が経つと失われてしまうものがほとんどでした。アーティストが他のアーティストのグラフィティの上に自作を上書きすることがよくあり、また屋外の壁画は自然の作用によって損傷を受けました。本展覧会では、ヒップホップのビジュアルアーティストたちがミクストメディア作品で、歴史、郷愁、記録といった要素をどのようにしてひとつに織り上げ、形あるレガシーを残してきたかを探ります。さらに、カナダの文化といまのデジタル時代における視覚的な美意識の両方に、ヒップホップのビジュアルアートが与え続けている影響にも光を当てます。

スケジュール

2023年10月13日(金)〜2024年1月12日(金)

開館情報

時間
10:0017:30
休館日
土曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場カナダ大使館高円宮記念ギャラリー
https://www.international.gc.ca/country-pays/japan-japon/galerie-prince_takamado-gallery.aspx?lang=jpn
住所〒107-8503 東京都港区赤坂7-3-38
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線青山一丁目駅4番(北)出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅1番出口より徒歩20分
電話番号03-5412-6305
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