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[画像: 油野愛子《CLOVER (Narrative)》2023, H100.0 × W80.3 × D4.5 cm, spray, resin, acrylic on canvas Photo by Kenryou Gu, Courtesy of Tomio Koyama Gallery]

「Substance, Screen」

FINCH ARTS
終了しました

アーティスト

家田実香、彌永ゆり子、油野愛子
この度FINCH ARTSでは家田実香、彌永ゆり子、油野愛子による展覧会「Substance, Screen 」を開催いたします。本展のタイトルとなった「Substance(物質、実体)」「 Screen(画面、覆い)」はそれぞれ絵画という複雑な事象の要素です。物質(Substance)→イメージ(Screen)のような絵の具やキャンバスなどの物理的な側面から想起されるイメージの関係性の事でもあり、またその逆の、覆い隠すもの(Screen)→実態(Substance)という反転した創造性を意味する言葉でもあります。
本展では3人のアーティストの作品が展示されます。家田実香は”マテリアル・フェティシズム”をテーマとし、アクリル絵具の質感と色を要素とした絵画を制作しています。彼女の作品上では物質とイメージの関係性、物質がいかなるイメージを喚起しうるかについての探究が展開されています。彌永ゆり子は、デジタルメディア(Raspberry piや小さな液晶モニタ)を使用し、デジタル空間におけるイメージの質感をテーマとしています。本来は質量を持たないデジタルデータが、物理的な空間で質感を伴ったイメージとして存在することが提示されます。油野愛子は金属や樹脂、陶芸、アクリル絵具など多様な技術と素材を使用し、幼年期と青年期の間に横たわるギャップ、感情をテーマに制作を行っています。本展では彼女の絵画作品に注目し、グラフィティのようなイメージが描かれた重々しいアクリル絵具の表層がめくれ奥の層がのぞく作品が展示されます。
 「Substance, Screen」では、アーティストが異なるメディアを使用しながら、物質とイメージの間の複雑な関係を提示し、その異なる領域の間で様々な対話を生み出します。

スケジュール

2023年4月14日(金)〜2023年5月14日(日)

開館情報

時間
13:0019:00
休館日
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.finch.link/post/substance-screen
会場FINCH ARTS
https://www.finch.link/
住所〒606-8117 京都府京都市左京区一乗寺里ノ前町24-7
アクセス叡山本線一乗寺駅より徒歩1分、地下鉄烏丸線北大路駅より京都市バス「一乗寺地蔵本町」下車徒歩8分
電話番号080-1351-9467
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