本間賛「フェンスと星」

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アーティスト

本間賛

この度、UNE Art Projectsでは、5月23日（火）から6月13日（火）まで、本間賛の個展「フェンスと星」を開催いたします。

本間賛は1998年東京都生まれ、今年3月に東京藝術大学工芸科陶芸専攻を卒業し、4月から同学大学院に進学しました。主な制作方法として、陶芸や鋳造など高温を通して素材をある形に凝固、または変形させています。
本間の作品テーマは、日常生活で過ぎ去る感情や想いなどを保存することです。また、それは自己の『保存』でもあると語っています。

今回の展示では、本間がこの2年間で触れた素材を用いて制作した作品を含め、卒業制作展で発表した《自己保存》を新たなる展開で展示します。磁器、陶器、真鍮、ブロンズなど多様な素材を並置することによって、言葉の断片や事象のイメージ、「思い浮かぶこと」のプロセスが形象化された線、また素材による偶然的な形貌などをコレクションのように壁面に陳列し、始まりと終わりがない「思の宇宙」が開かれます。また、本間がコロナ期間中に描いたドローイングを初めて公開します。

スケジュール

2023年5月23日(火)〜2023年6月13日(火)